親が子供のわきがに気づいたらどうすればいい?
本当にわきがかどうか確認しよう
子供とのスキンシップの中で、「もしかしてわきがかも?」と感じることもあるでしょう。
その場合、本当にわきがかどうか確認しましょう。
わきがではなくただの体臭かもしれませんし、親御さんの気のせいかもしれないからです。
ポイントはすぐに汗ばんでしまう多汗症である、耳垢が湿っている場合です。
この場合、わきがである可能性が高いです。
さらに自分や親戚にわきが体質の人がいれば、確率は高まります。
わきがは遺伝する可能性が高いからです。
過剰な反応をしない
子供がわきがだと、何とかしようと考えるかもしれません。
しかし勝手に消臭クリームを塗ったり勧めたりするのはおすすめできません。
すると子供は「自分は臭いんだ」と思ってしまいます。
結果的に深刻なコンプレックスになってしまって、人付き合いが円滑に行えなくなることもあり得ます。
そこで子供に気づかれないように臭い対策をしましょう。
例えば消臭作用のある洗剤を使って洗濯する、消臭効果のある下着を買い与えてあげるなどです。
お風呂で使う石鹸やボディソープをさりげなく消臭効果のあるものに変えるのもいいでしょう。
そして子供が自覚するまで、隠れてサポートしてあげましょう。
食生活を見直す
わきがの臭いは普段何を食べているかによっても変わってきます。
特に肉料理やインスタント食品ばかり食べていると、わきがの臭いの元であるアポクリン腺を強く刺激します。
結果的に臭いを強めてしまうのです。
もし普段肉料理を多く出しているのであれば、献立の見直しをしてみるといいでしょう。
肉料理を少し控えめにする、魚や野菜なども積極的に取り入れてみるといいでしょう。
和食中心の食生活に変えると、臭いが軽減される可能性が高いのでおすすめです。
汗を適度にかかせる
わきがの人は汗をかくと臭いがきつくなるので、子供に汗をかかせないようにしている人もいるようです。
しかしこれはかえって逆効果です。
汗をかかないようにする、汗をかく習慣がないとひとたび汗をかいてしまうと臭いがきつくなってしまうからです。
それまで排出されなかった老廃物が一気に排出されて、雑菌が逆に繁殖してしまいます。
そこである程度体を動かして、汗をかく習慣をつけましょう。
ただしそのままにしていると臭ってしまうので、お風呂に入る習慣を付けさせましょう。
すぐにお風呂に入れないようであれば、例えば学校に行くときに着替えの下着などを持っていかせるといいです。