専門医のわきがチェック方法

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わきがの診察って?

わきがの診察を初めて受けるとき、不安に感じるのも当たり前です。
どのような検査をされるのかも、わからない状況であれば、より不安は強くなってしまうでしょう。
わきがかもしれないと感じた場合には、専門医に診てもらってください。

・皮膚科
・美容外科
・外科
・わきが、多汗症専門のクリニック

上記の箇所で診察を受けることが可能です。
しかし、わきがは医師によっても判断が大きく異なります。
そのためセカンドオピニオンも前提として、検査を受けたほうが良いでしょう。
2、3か所で検査を受けることによって、わきがの状態がより鮮明になります。
また医師やスタッフの雰囲気などをチェックすることで、信頼できるクリニックで治療ができるでしょう。

専門医による、わきがチェック方法

実は、わきがには客観的に数値化できるような検査はありません。
医師の判断によって、結果が全く異なります。
それならセルフチェックと同じだと感じるかもしれません。
しかし専門医は、今まで培った豊富な経験があります。
そのため今までの経験を生かし、客観的な判断をすることが可能です。
そのため専門医のチェックは、重要な役割を果たしているといえるでしょう。

1.問診

わきがの状態を判断するためには、問診が重要になります。
両親、または両親のどちらかにわきがの人がいるかどうか、食生活、ストレスの有無などの問診があるでしょう。
わきがは両親から遺伝する可能性が非常に高いとされています。
そのため両親にわきがの人がいれば、わきがの可能性は高いでしょう。
できれば診断を受ける前に、両親がわきがかどうかを把握しておいたほうが良いでしょう。

2.耳垢の状態を診る

耳垢も重要な判断材料です。
綿棒などで耳垢をとり、湿り具合などをチェックします。
耳垢が乾燥せずに湿った状態であれば、わきがの傾向が高いと判断できるでしょう。

3.脇のニオイをチェック

脇にガーゼなどを1分程度挟み、そのガーゼのニオイを医師が直接嗅ぐといった検査になります。
その検査によって重度や軽度などの判定が下されます。
この検査は医師の感覚にすべてが委ねられるため、精度には不安が残るでしょう。
どうしても医師によって結果が左右されてしまうという問題点もあります。
しかし、この方法しかおこなっていないクリニックが多いのが現状です。
そのためセカンドオピニオンが大切です。
また、クリニックによっては精度の高い検査をするところも増えてきているため、どのような検査をおこなうのか、事前に確認しても良いでしょう。

4.切開

この方法をとっているクリニックは多いとはいえません。
皮膚の一部を切開し、アポクリン腺の有無を調べる検査になります。

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