会社の同僚がわきがだった……どう伝えればいい?

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上司などに相談してみる

会社の同僚がワキガだった場合、いきなり当人に直接伝えるのではなく上司に相談してみましょう。
もし重症のワキガであれば、上司も気が付いているはずです。
誰かの指摘をきっかけに「直接話してみるか」と重い腰を上げてくれるかもしれません。
当人も目上の人から指摘されることで、「ちゃんと対処しなければ」と思うかもしれません。
直接指摘してその人との関係が気まずくなるのが嫌であれば、上司に相談するのが賢明です。

相手を傷つけないようにすること

上司に相談しても「仕方ないだろ」と取り合ってくれない場合もあるでしょう。
もしそれでも何とかしてほしいと思うのであれば、本人に直接伝えるといいでしょう。
このとき重要なのは、相手を傷つけないものの言い方を心がけることです。
特に「わきの下が臭い」といわれると、不潔と指摘されたと相手は勘違いするかもしれません。
そこで「ワキガは体質であって不潔ではない」ということを理解し、相手にも伝えることです。
そのうえで臭いに対してどう対処するかを考えていきましょう。

代表が話すこと

ワキガの社員以外の同僚も同じように臭いと感じている場合、全員で言うのではなく、だれか代表を決めてその人が伝えるようにしましょう。
複数人でワキガのことを指摘されると、言われた側は責められているような気がしますし、恥ずかしい思いをしがちです。
相手のプライドを傷つけないようにするためにも、ほかに誰もいない1対1の環境で話しましょう。
もし上司が衆人環視の中でワキガを指摘した場合、相手は「パワハラされた」と思うかもしれません。
1対1で「あなたのことを心配している」という気持ちで伝えれば、皆さんの誠意も通じるはずです。

はっきり伝えること

「ワキガ」というと相手が傷つくかもしれない、そこで回りくどい言い方をしてしまう人もいるようです。
指摘する側としてみれば相手に気を使っているかもしれません。
しかしどんなに表現を工夫したところで、ワキガの指摘であることに変わりありません。
ですからもし同僚に伝えるのであれば直接的な指摘のほうがかえっていいでしょう。
また治療方法についてもアドバイスするといいでしょう。
デオドラントなどで症状が改善する場合もあるし、医療機関を受診すれば手術などいろいろな治療法のあることも伝えます。
こうすれば、同僚の問題や悩みを解決したいというこちら側の思いも伝えられるので悪意のないこともわかるでしょう。

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