わきが治療は1日で終わる?
ミラドライなら1日で施術完了
わきがを治したいけれども、何度も通院するのはスケジュール的に見て難しいという人のために1日で治療が完了する施術も出てきています。その中でも多くの医療機関で実施している治療法にミラドライがあります。ミラドライは超音波の力を使って、わきがの臭いの元になるアポクリン腺を破壊するアプローチです。ミラドライの場合、1度の照射でアポクリン腺の60~70%を焼灼もしくは凝固できると言われています。1度の施術でも、アポクリン腺を熱破壊できます。わきの下に照射する治療法なので、従来の手術のようにメスを使うこともありません。傷跡などを気にする必要もありません。
マイクロニードルドライも1回の施術で満足できる
マイクロニードルドライと呼ばれる方法で、わきが治療を実施しているクリニックも見られます。「ビューホット」というメニュー名で紹介しているクリニックもありますが、同じ機器を使ったわきが治療になります。こちらをメスで切らずに行うわきが治療です。あるところがマイクロニードルドライに関する臨床試験を実施しました。その結果、1回の施術でその成果に満足できたという人は被験者のうち実に95%以上を占めました。かなりの確率で1回の施術でわきがの臭いが気になりません。あまり治療のために時間を割けないという人にはおすすめの治療法です。
効果多汗症も一度で治療できるペアドライ
わきがに悩んでいる人の中には多汗症の症状も抱えているケースも少なくありません。ペアドライはRF波と超音波を使って、わきがと多汗症の両方を治療できるのが特徴的な治療法です。ペアドライの場合も若干の個人差がありますが、多くの人が1回の施術で満足できる効果があると言われています。わきがの嫌な臭いと汗を同時に抑制できます。しかも一回治療すれば、半永久的にわきがや多汗症に悩まされることはないと言われています。だいたい30分強で完了しますし、施術中の痛みも日焼けでヒリヒリするような感じで我慢できないレベルではありません。手軽に受けられるので、多汗症にも悩んでいるようであれば、ペアドライを行っているクリニックを受診するといいです。わきが対策の効果を重視するのであれば、固形せっけんを使ってケアするのがいいでしょう。
固形タイプの場合、有効成分を凝縮していて洗浄力なども強いです。
汗や皮脂汚れもすっきり落とせます。
ただし固形せっけんでわきの下を洗浄する際には、手もしくは泡立てネットを使ってしっかり泡立ててからわきの下に載せましょう。
十分に泡立てていないと、洗っているときに摩擦が生じやすく、肌を傷つける恐れがあるからです。
手術は日帰りだけれども…
わきがの手術も入院する必要はないです。ですから手術を受けた当日に帰宅は可能です。しかし少なくても手術後3日間は、患部を固定する必要があります。患部を固定圧迫しているガーゼをはがしたり、抜糸したりと数回通院しなければなりません。よって1日で治療が完了するわけではない点を理解しておきましょう。