肥満の人はわきがになる?

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なぜ肥満はわきがと思われてしまうのか

肥満の人はわきがの人が多いというイメージを持たれている人も多いです。
肥満の人全員がわきがということではありません。
ではなぜ太っている人がわきがというイメージがついてしまったのかというと、肥満の人はたくさん汗をかくからです。
しかし汗をたくさんかく人全員がわきがというわけではありません。
わきがは原因となるアポクリン腺が発達しているかどうかに関係してきます。
肥満だからといってアポクリン腺が発達していなければわきがの症状は出ません。
肥満の人が疑われてしまう原因は汗腺ではなく、体重がオーバーしていることに原因があるのです。

清潔にすること

肥満の人は汗をたくさんかきます。
それが原因でわきがなのではないかと疑われてしまうことがあります。
そのために小まめに汗をふき取ったり、下着や肌着を交換して相手に不快な思いをさせないようにしてください。
そうすることでわきがかもしれないという思いを払拭することができます。
肥満の人はどうしてもたくさんの汗をかいてしまうので、それだけでわきがを疑われたら、その人も生活しにくくなります。
常に清潔感を意識して汗が原因で相手に不快な思いをさせないように注意してください。
そうすることで疑われなくなります。

肥満と体臭の関係

肥満の人は体臭がきつくなってしまうのは事実です。
これをわきがと勘違いしてしまう人がいるのかもしれません。
厳密に言えば肥満でもアポクリン腺が発達していなければわきがではありません。
肥満の人の体臭は違うところに原因があります。
肥満体型になると体内に脂肪が多くなります。
その脂肪が酸化すると体臭の原因となる成分が生成されてしまいます。
また肥満の人は運動の習慣が少ない人も多いので、ちょっとした運動をして疲労が溜まってしまうと疲労臭と言われるアンモニアの嫌な臭いを発することもあります。
これがわきがと疑われてしまう原因となっています。

においを改善するために

肥満の人はわきがでなくても汗をかいたり、脂肪が原因で嫌な臭いが出てしまうので、この人はわきがなのではないかと疑われてしまいます。
そのためにダイエットをすることをおすすめします。
汗をかいたり臭いを発するということは他人へ不快な思いをさせるだけでなく、不健康な状態だというサインになります。
ダイエットをすることで嫌な臭いから開放されます。
肥満の人が必ずわきがになるということではありません。
体重がオーバーしていることが原因でわきがの症状と似た汗と臭いが相手を勘違いさせてしまうということを理解しておきましょう。

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