わきがの人におすすめしたい服の素材は綿100%

最終更新日

わきがの人に綿100%の服をおすすめする理由

わきがのにおいを軽減させるには、綿100%の服を着るのがおすすめです。
その理由は、主に以下のような綿の特徴にあります。

・吸湿性がよい
綿特有の優れた吸湿性により、汗をすぐに吸収してわきに汗がこもることなくサラッとした状態に保てます。
わきに汗が残りにくいと、アポクリン汗腺から分泌された汗の中の皮脂やタンパク質を皮膚の常在菌が分解する過程を抑えられ、においが発生しづらくなるのです。

・通気性に優れる
吸湿性と同様に、綿の通気性のよさもわきの汗をとどまらせずに快適な状態に保てるポイントです。
風通しがよくなれば、においが発生する前に汗が乾いてくれるのです。

・においも吸収してくれる
綿は、汗と一緒に発生したにおいも吸収してくれる効果が期待できます。
綿がにおいを吸ってくれれば周りに拡散されにくくなり、においを感じにくくすることができるわけです。

綿100%のインナーを着るのもいい

トップスに化学繊維の風合いを用いたい、またトップスに汗ジミをつけたくないという場合は、綿100%のインナーを着るといいでしょう。
これなら、吸湿性・通気性を維持してにおいを抑えながら、トップスに汗の黄ばみがつくのを防ぐこともできます。
さらに、綿100%のトップスでは素材感が物足りないこともありますが、綿100%のインナーを着ればトップスは自由に選べて、素材の風合いを楽しめるデザインの服も着られるでしょう。

抗菌・防臭加工されている服ならにおいを抑えられる

綿100%のインナーの中でも、抗菌・防臭加工されたものがあります。
抗菌・防臭加工が施されていれば、雑菌の繁殖やにおいを抑えることができるのです。
さらに、これらの加工がなされているインナーはわき部分に汗を吸い取るパッドがついているタイプも多く、わきが対策に効果が期待できます。
近年では、わきがのにおいの原因となる細菌を特定し、その菌に特化した抗菌機能を持つインナーも登場しており、よりにおいを発生させにくい技術も発達しています。

綿100%の服なら丈夫で洗濯にも耐えられる

そして、わきがの人にとっては服についたにおいを取ることも課題の1つでしょう。
綿100%の服はとても丈夫で、何度も洗濯してもダメージが少ないです。
ちなみに、においがついてしまった服を洗濯するときのポイントは、除菌効果のある洗剤を選ぶこと・漂白剤かミョウバン溶液にしばらく漬けてから洗濯することです。
これらは、いずれも服についた細菌を除菌するもので、においや黄ばみを撃退することができます。
綿100%の服は、除菌して洗濯しても大きなダメージが出ることはなく安心です。

user